自治体議会政策学会と、第一法規(株)主催のセミナーに参加してきました。
テーマは、
「今 自治体議会が問われていること」
松下圭一法政大学名誉教授
「行政事業の点検・評価の視点」
日高昭夫山梨学院大学教授/ローカル・ガバナンス学会代表
「業務委託・新たな行政手法とチェック機能」
青山やすし明治大学公共政策大学院教授
「議員立法の基礎セミナー」
金田崇第一法規政策情報センター専任講師
10:00から始まる講義にむけて会場にむかうと、知ってる議員が何人かいました。その中に、「北東北若手議員の会」のメンバーでもある高橋修一青森県議、八戸市の藤川優里・三浦ひろし市議の三人もいて、メモをとりながら真剣に話を聞き終わったら講師へ質問をしていました。
久しぶりに会うメンバーなので四人で中華街まで足を運び、お昼はお粥で有名なお店でハチノスの炒め物とザーサイをつまみながらお粥を食べました。
講師の話の中でよく言われたことは、地方自治法の中で「議会は立法機関であり首長・行政は執行機関」であるとゆうこと。しかし現状は、首長・行政が立法と執行の機関となっており、議会は法律でうたわれている役割をはたしきれていないとゆうことでした。
しかし一方では、議会改革や議員発議の条例が提案されるケースが増えているなど、変わりゆく議会像に期待する意見も述べられていました。
講師の方から「岩手県議会は全国の中でも先進的な取り組みをしており、私も参考にしている」とゆう話がありました。
たしかに、近年の議会改革へむけた取り組みは全国でもトップクラスといえると思いますし、以前から行っている取り組みが先進事例と評価されているものもあります。
また、所属している民主・県民会議で行っているマニフェスト検討委員会も先進的と言えます。マニフェストの進行具合をチェックし実現にむけた会議を定期的に開くと共に、関連する調査を設定したりマスコミへ会派の考えや取り組みの方向を報告するブリーフィングを開くなど、今まで不定期に行っていた取り組み手法を抜本的に変えました。
県議会としても議案の賛否の公表など、新たな取り組みを行う方向にありますが、一問一答方式や参考人制度、質問趣意書の導入など、まだまだ取り組み可能な分野がありますので、個人的にも研究をしていきたいと思います。
それにしても、天気は不安定でしたねー。各地で大きな豪雨被害がでたように、ゲリラ的ともいえる局地的な大雨で、夜通しカミナリが光っていました。
posted by だいすけ at 21:50| 岩手 ☔|
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