ここ数年の党本部の会議に出ていると、地方組織の意見を聞こうという姿勢や、地方から言われたことを実現しようとする姿が感じられます。早速、各ブロック単位で開催された(東北や九州という)会議での意見集約や実現にむけての回答が示されるなど、評価できる部分が出てきました。
ほめる部分はここまでとし、今日も午前中に財務関係や昨日と同様の会議があり午後から党大会でした。
党本部は「税と社会保障の一体改革」を実現のために消費税増税をすすめる考えですが、地方組織からは議員定数削減や公務員の給与カット、事業の見直しなどの行財政の一層の改革なしに増税をすべきではないとの意見や、この時期におこなう増税には反対との考えがでていました。
執行部の答弁からは各党に強く働きかける旨の決意が示されましたが、地方組織は「増税には反対ではない、国会議員も役人も自らの痛みをおこなう方向をしっかり示せば理解される」と結論にまとめたいとの思惑が節々から感じられます。
いわば増税を既定路線化させたい。
しかし国民の政治不信が進んでる中、「これくらい減らしますよ」と決めただけで納得されるものなのか、削減を実現させてはじめて理解されるのではないかと思います。
一度決めたマニフェストの旗も次々とおろしてしまうのに、「方向性を決めた=実現する」なんて国民は思ってませんよ!
民主も民主だし、自民もみんなも共産も社民も・・・この辺でやめときます。
【関連する記事】